温度管理で重要なデーターロガー

理想的な温度管理は、常に規定の温度範囲から逸脱がないことです。そのためには一定間隔の測定では意味がない場合もあります。測定をしていないときに範囲外になっているかも知れないからです。そのために重要なのが、できるだけ途切れなく温度を監視するということになります。

そこで利用したいのがデーターロガーです。リアルタイムで送られてくる温度データをもれなく記録することができるシステムです。記録の頻度は設定によって決めることができるので、温度管理に妥当と思われる間隔に設定します。あとは値をすべて記録し続けるので、もれなく監視することが可能です。

変化に応じて対応を行うようなときでも、自動化がしやすく迅速に行うことができます。同時にアラートなどによって担当者に知らせることも可能です。温度の変化にリアルタイムで対応するためには欠かせない機器と言えます。温度管理のデーターロガーは基本的に数値の記録となりますが、非接触の映像による温度測定はビデオのように映像を記録することで、いつでも状況を把握することが可能です。

測定器の前を通過する物や人を映像として記録し、温度もわかるようになっていれば、あとから見返して問題となるものが一目瞭然にわかります。特に体温の高い人がいなかったかを確認するような場合でも、監視カメラを見るように遡れるので、判別が容易です。数値だけの記録よりも適切な対応ができるので、とても便利なシステムと言えます。

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